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追試のお話…お灸編

以前の記事にも書きました 鍼編の続き、

人生初の「追試」を受けた、お灸編のお話…

しかも、鍼灸師になりたいのに『鍼』と『灸』を落とすといいう何とも情けない(;^ω^)

やば~い、お話です。


夏休み中は学校か、家で黙々とモクモクお灸に明け暮れておりました。

追試のためもありますが、夏休みの宿題もハードだったです。


お灸の試験の課題は

『3分間に米粒大のモグサをひねり、竹の上に15壮据える』でした…


モグサは左手でひねり、右手は線香を持つのですが

まず、左手が使えない

そして、米粒ほどのモグサが老眼で見えない

利き手である右手は線香を持ちながら、ひねったモグサをつかみ置く…


こんなマルチタスクな技…できなーい(;^ω^)


しかも半端ない緊張感で手汗がとまらなーい(;^ω^)

練習では13壮ぐらい行けたのですが

できる気がしないと望んだ試験本番は…

なんと7壮…

笑えない…泣けない…何とも言えない

撃沈で、試験後の先生の評価も耳に入らずに終わりました


追試まで指先が、黄色く変色するくらい頑張りました


やはり、練習不足なんですね…

毎日学科の勉強ばかりに気を取られ、実技の時間が少ない間はありました。


地味に、モグサをひねり、置き、点火を繰り返し

追試直前には最高で17壮までできるようになりました!!


でも、やっぱり追試の本番では緊張で手が震え

ギリギリの15壮!!


終わったらぐったりですよ~


練習法は夏休みの宿題でもある

『紙に100壮』効果ですね



紙に100個の1㎝角の交点を書き、そこにお灸をすえるのですが

上手にモグサをひねらないと、紙が焼けて穴が開きます。

この穴は5個まではセーフなのですが、5個以上はアウト!!

この100壮を40枚…


これも終わる気がしなかった…

最初は1枚終わるのに66分もかかってしまい、

それくらいかかっても、穴が開いていればアウト…


1枚終わるのに、3回くらいやり直し…

そんなことを地味に続けて続けて、

穴が開かなくなり、指先が黄色くなったころ…


最高記録が誕生!!

なんと12分!!


ま、平均すると15分前後なんですけどね。


鍼灸の学校に入って初めて感じた達成感!!


と、思ったのもつかの間。

後期に入り、自分の肌にお灸をすえたら熱いこと、熱いこと…

まだまだ、「あはき師」道のりは遠いなーと感じたfucoです


※あはき師とは

 あん摩・マッサージ・指圧師の「あ」

 はり師の「は」

 きゅう師の「き」で 「あはき師」と呼びまーす♫


10月だけど、夏休みの楽しい思い出も時間を見つけて綴りたいなと思っています。


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