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執筆者の写真phytofuco

【fucoのツボ】曲沢(きょくたく)PC3

更新日:2022年12月5日


『曲沢』の由来は

肘をげたときに、のようなくぼみにある

また、気血が肘の付近で関節や筋を潤すことを

という字で表現しているからだそうです


心包経の経絡は 

「心を包んで保護し、内外の邪から心を守る」大切な役割があります


東洋医学では「心を病む=死」なので

そう簡単に「心」が病むことがない

「心包」がしっかりと役割を果たしてくれているという概念があります


私はこの考えが大好きです


私たちの『心=ハート』はそう簡単に傷つかないのです!!

誰にも傷つけられることはなく

誰もが強いハートを持っているのです


手の厥陰心包経は胸が苦しく痛んだり

手のひらが火照ったりした時に使う経絡です


肘を曲げたところにある『曲沢』は

心包経の合水穴とはなので

心包経の脈気が入るところであり

のぼせを解消するところです


ただ、「心経・心包経は慎重に扱う」という流派もあり

ハートのチャクラを整える時にも

とても繊細に整えていきます


鍼灸をすることもあるけど

fucoはやっぱり手技かなぁ~

手首の痛み、動きが悪い時や

セラピストさんに多い

「前腕のコリ・腫れ・硬さ」にもここを使って指圧で整えます


心を守る大切な心包経

大事に使って下さいね


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【曲沢(きょくたく)】

手の厥陰心包経 PC3

心包経の合水穴

部位: 肩周囲部、鎖骨の肩峰端と肩甲棘の間の陥凹部。 

(棘上窩の外側で、肩鎖関節の後内方陥凹中)

筋肉: 僧帽筋、棘上筋

筋枝: 副神経、頸神経叢の枝、肩甲上神経

皮枝: 鎖骨上神経

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【参考文献】

『新版 経絡経穴概論』 編者:日本理療科教員連盟、公益社団法人東洋療法学校協会

著者:教科書執筆小委員会(医道の日本社)

『経穴主治症総覧』編著者:池田政一(医道の日本社)

『藤本蓮風 経穴解説』著者:藤本蓮風(メディカルユーコン)

『ツボ単』監修:形井秀一、高橋研一 著者:坂元大海、原島広至(エヌ・ティー・エス)

『カラー版経穴マップ』著者:王暁明(医歯薬出版)

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