【曲垣】「きょくえん」と読みます
肩甲骨を「曲がった垣根」に例えて名付けられたそうですが、ツボの位置が「肩甲棘の端」にあることから「曲=棘」と解して名付けたという説もあるそうです
経穴の本にも、
またツボの位置からもわかるように
肩・肩回りの痛みに聞く言われてますが、
臨床においては
「曲垣」よりも「秉風=へいふう」を使うことが多いらしいです。
でも、自分の肩こりには「曲垣」を使います。
小腸経にビーンと響く感じがするし、
肩甲間部がつまるような肩コリの人にはいいのではないかと思っています。
刺激を強く感じやすい場所なので
人に使う時は「秉風」
自分には「曲垣」という感じですかね
五十肩の時には「曲垣」に手が届かなかったので
届くようになるとホッとします(笑)
経穴の勉強をする前から
結構ぐりぐり押していたの所でした
辛い時に手で押したり揉んだりしているところは
経穴だったりします
気になる箇所があれば調べてみるのも楽しいかもしれませんね~
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【曲垣(きょくえん)】
手太陽小腸経
部位:肩甲部、肩甲棘内端の上方陥凹部
筋肉: 僧帽筋、棘上筋
筋枝: 副神経、頸神経叢の枝、肩甲上神経
皮枝: 胸神経後枝
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【参考文献】
『新版 経絡経穴概論』 編者:日本理療科教員連盟、公益社団法人東洋療法学校協会
著者:教科書執筆小委員会(医道の日本社)
『経穴主治症総覧』編著者:池田政一(医道の日本社)
『藤本蓮風 経穴解説』著者:藤本蓮風(メディカルユーコン)
『ツボ単』監修:形井秀一、高橋研一 著者:坂元大海、原島広至(エヌ・ティー・エス)
『カラー版経穴マップ』著者:王暁明(医歯薬出版)
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